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2019.2.1

人は15年働けば年収が億になる?100万人に1人の逸材になる方法

(写真=Evdokimov Maxim/Shutterstock.com)
(写真=Evdokimov Maxim/Shutterstock.com)
AIで仕事が失われていく。そう遠くない未来、起こりうるこの現実と戦うために、今から私たちはどのような対策をすればよいのでしょうか。藤原和博氏が自身の著書『10年後、君に仕事はあるのか?未来を生きるための「雇われる力」で提唱している、1万時間でその分野の達人になれる法則を読み解くことで、これからのキャリアが見えてくるかもしれません。

目指すべきは希少な人材

今後、AIの普及によって多くの仕事がなくなる、そのようなニュースを目にしたことがあるでしょう。銀行業務、不動産仲介業務、電話オペレーター、データ入力作業、各種機器のオペレーターなどは、AIの台頭によってなくなる仕事とされています。

無人で走る隊列トラック、ブロックチェーン技術による不動産取引、ロボアドバイザーによる投資業務などは、すでに現在でも実現しているものです。自分の仕事がAIに取って代わられないようにするためには、今後戦略的にキャリアを形成していく必要があるでしょう。

藤原氏は著書の中で「キャリアを掛け算で考える」必要について言及しています。そしてその結果、100万分の1の希少性ある人材になれるというのです。

3つの分野で100分の1を目指す

藤原氏は、1つの分野で100分の1の人材になるためには、おおよそ1万時間が必要だとしています。例えば、新卒で入社した企業で営業職に就き、そこに1万時間、つまりは5年間働き、100人に1人の優秀な人材となれるよう努力します。営業職の後は30代を目前にしてマネジメント分野に挑戦し、また5年。30代半ばで今度はマーケティング分野で5年というように、合計15年働けば、100万人に1人のプレシャスな人材になっていることでしょう。

・1つの分野で100人に1人の人材となり、3回繰り返することで100万人に1人の人材になる理由
  1 × 1 × 1 × 1
100 100 100 100万

100万人に1人の人材となるために、まずは掛け合わせるべきキャリアを考えてみましょう。例えば、将来的に広告分野で競合のいない人材になりたいと決めたのなら、広告業で5年、マーケティングで5年、マスメディアで5年というキャリアを歩むことが考えられます。人材育成分野であれば、人材派遣会社で派遣側の業務を5年、就活や転職のコンサルティングで5年、教育分野で5年といった具合です。

分野を絞り効率よくキャリアを形成する

ここで大切なのは、あれこれとビジネスを手広く展開せず、確実にやるべきことのみを選択し、必要のないものはそぎ落としていくという感覚です。1つの分野に一定以上の時間いると、その分野にはどのような業務が付随し、何が必要とされているのかが見えてきます。ところが、そこであれこれと手を出すと、5年という限られた時間の中では100人に1人の存在にはなれません。この分野でやっていくと決めたら集中し、そこで確実に実績を上げることがもっとも大切です。

この方法なら、1つの分野で9,999人と争って勝つよりも勝率が上がります。キャリアを掛け算することで、AIだけでなく、多くの人に負けない人材へと成長できるでしょう。

おすすめしたいのは、分野を広げてより希少な人材を目指すことです。初めての仕事がウェブデザイン分野なら、次にプログラミング、さらにマーケティングや企画といった分野を学ぶ。これなら創業して経営者になることも可能です。経営者になった後も、資格や外国語の勉強を行うことで、ビジネスの幅とともに「稼げる領域」も広がっていくでしょう。

人生100年を生き抜くキャリア戦略

終身雇用制度がもはや崩壊し、昇給もままならない昨今、より稼ぐビジネスパーソンになるためには、戦略的なキャリア形成が必要不可欠となります。最終的にどのような仕事で成功したいのか、まずは人生の展望を考えるところから始めてみましょう。
 

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