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2019.11.24

関西不動産に投資するときに着目したい神戸空港 規制緩和は都市発展にプラス

(写真=noina/Shutterstock.com)
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不動産投資のエリアを選ぶとき、関西の主要都市を比較すると、大阪や京都に目が行ってしまう方も多いでしょう。大阪や京都と比べるとこれまで存在感の薄かった神戸ですが、これから先の発展可能性は大いにあります。その理由の1つが神戸空港の増便・国際化です。

陸・海・空の交通網が整う神戸 神戸空港の機能アップに期待

(写真=Scirocco340/Shutterstock.com)
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神戸は面積の狭いコンパクトシティに陸(新幹線や中長距離バス)・海(フェリーや高速船)・空(神戸空港)の交通網が発達した、多方面へスムーズにアクセスしやすい都市です。その一角を担う神戸空港は発着便数増加が決まり、国際化も検討されています。実現すれば観光やビジネスにプラスの影響を与えそうです。

神戸空港の2018年度の旅客数は過去最高 2019年度以降も右肩上がりの見込み

神戸空港は、関西以外のエリアに住む人々にはあまりなじみがないかもしれません。基本情報と立地を整理してみます。神戸空港は2006年2月16日に開港し、2018年4月1日から民営化されました。運営企業の関西エアポート神戸は、関西国際空港と大阪国際空港を展開する関西エアポートの子会社です。

民営化1年目(2018年度)の神戸空港の旅客数は前年度の307万人を上回り、約12万人増となる319万人を記録し、過去最高となりました。さらに2019年度は348万人、2022年度には394万人に達することを見込んでいます。

神戸空港の最大の魅力は、関西の主要都市までのアクセスがスムーズである点です。電車では神戸市中心部(三宮)まで約18分、大阪まで約40分、京都まで約70分です。また、高速船を利用すれば約30分で神戸空港周辺から関西国際空港まで行くことができます。

発着回数では3港でトップの伸び率 旅客数では関空の伸び率に匹敵

インバウンド効果の大きい関西国際空港・大阪国際空港と比較しても、神戸空港の好調ぶりは引けを取りません。「航空機発着回数」では、神戸空港が前年比7%増と、3港の中で一番伸びています。

航空機発着回数(2018年4月~2019年3月)
・関西国際空港:19万回(前年比1%増)
・大阪国際空港:13.8万回(前年比±0)
・神戸空港:3万回(前年比7%増)

神戸空港は、発着回数が増えただけでなく、搭乗率で見ても過去最高(80.1%)となっています。

また、旅客数では大阪国際空港よりも伸び率は低いものの、好調なインバウンドの影響をダイレクトに受けている関西国際空港と同じ前年比2%増です。

航空旅客数(2018年4月~2019年3月)
・関西国際空港:2,941万人(前年比2%増)
・大阪国際空港:1,630万人(前年比4%増)
・神戸空港:319万人(前年比2%増)

発着便数増と運用時間延長で神戸空港のさらなる発展に期待

(写真=tateyama/Shutterstock.com)
(写真=tateyama/Shutterstock.com)
民営化1年目のスタートを好調な形で切った神戸空港ですが、さらに発展するには2つの課題があるといわれています。その1つは、発着便数と運用終了時間の制約です。2018年度までは発着便数は1日60回、運用時間22時までという制約があり、旅客数増加の壁となっていました。

しかし2019年5月に開催された関西3空港の最適利用を議論する「関西3空港懇談会」で、神戸空港では開港以来初となる規制緩和が決まりました。その結果、1日の発着便数は80便(20便増)、運用終了時間は23時(1時間延長)となりました。この規制緩和は、神戸空港のさらなる成長の足掛かりとなりそうです。

大阪・関西万博までに神戸空港に国際線就航?

もう1つの神戸空港の課題は、国際線就航です。前出の「関西3空港懇談会」でも国際線就航は議論の焦点とされていましたが、2019年5月の会では先送りになりました。しかしその後6月に、大阪・関西万博開催までの6年以内の国際線就航が検討されることが決まりました。

この国際線就航が神戸空港、ひいては神戸の発展の鍵を握ることになるかもしれません。
 

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