暮らす
2019.11.11

トラブル多発!?リタイア後の田舎暮らしに潜む問題点とは

(写真=FOTOGRIN/Shutterstock.com)
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「引退したら都会の喧騒を離れ、地方での“田舎暮らし”を実現したい」 早期リタイアを夢見る人の中には、これまで従事してきた仕事を辞するだけでなく、住まいの場所をも変えたいと考える人がいます。とくに、自然が少なく、オフィスや商業施設、住居などの人工物に囲まれた暮らしを余儀なくされてきた人ほど、そうした傾向が顕著のようです。

また近年では、「地方創生」という掛け声のもと、地方の活性化が叫ばれています。事実、各地域において地方への移住が積極的に呼びかけられており、そのための子育て支援や住宅補助など魅力的なメニューも用意されています。ただ一方で、早期リタイア後の田舎暮らしには思いも寄らないリスクが潜んでいるということも、忘れてはならないでしょう。

早期リタイア後の生活拠点

(写真=SvetaZi/Shutterstock.com)
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生活拠点をどこに設定するのかは、暮らしの質を左右するという意味でも非常に重要です。「職住近接」という社会人のときに理想とされていたライフスタイルは、引退後にも通用するわけではなく、新しい生活に合わせた最適な生活拠点を設計しなおす必要があります。その候補として、これまでの暮らしを一変させる地方での田舎暮らしが挙げられます。

自然に囲まれた土地で、食事、空気、生活音など、あらゆるものが都会とは異なる環境に身を置くことは、クオリティ・オブ・ライフに大きく寄与することでしょう。また、空き家や空き地を有効活用すれば、支出を抑えた暮らしを送ることも可能です。早期リタイア後の生活として、それらがひとつの理想であることは間違いありません。

田舎暮らしに伴う“リスク”とは

(写真=Pressmaster/Shutterstock.com)
(写真=Pressmaster/Shutterstock.com)
将来的に地方での生活を実現したいのであれば、田舎暮らしに伴うリスクについても目を向けておきましょう。事実、理想の生活を追い求めて地方に移住してみたものの、予想に反して苦労しているケースが後を絶ちません。生じる可能性としてのリスクをあらかじめ加味しておき、それらをふまえたうえで、具体的な検討を進めていきましょう。

近隣住民との付き合い

たとえば、リスクとして挙げられるものに「近隣住民との付き合い」が挙げられます。都会で暮らしていると、密な近所付き合いを行うことはあまりありません。しかし地域によっては、厳しいマナーや慣習に基づく近所付き合いが求められるところもあります。近隣住民との付き合いがうまくいかないために、居心地の悪さを感じてしまうケースもあるのです。

しきたりやマナーに対する厳しさ

マナーや慣習という点においては、独自の“しきたり”に対する配慮も必要でしょう。たとえば、日常的なゴミ出しから自治会の行事まで、住人だからこそ対応しなければならない雑事も少なくありません。場合によっては、都市部のような個人主義を明確に否定されてしまうケースもあるかもしれません。閉ざされたコミュニティに入る難しさがそこにあります。

情報の拡散性とその速さ

移住する地域にもよりますが、住民そのものが少ないところであれば、情報の拡散性とその速さにも注意が必要です。具体的には、日常的な会話から、「誰が」「何をした」という噂話のレベルまで、幅広い情報が共有されやすい環境にあります。その点、日々の行動が監視されているかのように感じられることもあるので、過ごし方の工夫も求められます。

トラブルを未然に回避するために

地方に住む人は、都会からの移住者に対して、複雑な気持ちを抱いている場合もあります。町や村のことを考えて歓迎している人もいれば、自分たちの暮らしが脅かされるのではないかと不安視している人もいるでしょう。より望ましい“早期リタイア後”を実現するためには、トラブルを未然に回避するための物理的・精神的準備が必要です。
 

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